年齢を重ねるごとに、自分の人生の終わりを迎える準備をする方も増えてきています。
身の回りのモノの整理、葬儀屋お墓の準備、エンディングノートの記入、財産の整理・相続の準備など、意外とやることは多いものです。
財産の整理や相続の準備に関しては、税金や法律が絡んでくるため、きちんとしていた方が良いでしょう。
そこで、今回は金(ゴールド)の資産とその特徴について紹介していきたいと思います。
なぜなら、金ならではの税金対策や終活にメリットがあるからです。
金という資産の特徴
財産のひとつに金を所有している方もいるでしょう。
所有している方が終活する際、金という資産をどうすべきか悩むのではないでしょうか。
結論の前に、金の性質とさまざまな税金について知っておきましょう。
- 金は安全資産とされている
- 金の売却によって出た利益が年間50万円以上の場合、課税対象になる
- 金の所有期間が5年以内の場合、売却益にかかる税金が高くなる
- 生前贈与の場合、年間110万円以下であれば贈与税はかからない
税金対策としての金
年間50万円以下の売却益になるように売却したり、生前贈与したりすることで税金を抑えられます。
金は多少の変動があるものの一定の価値を保つ傾向があります。
また、不動産や美術品と違って価値がわかりやすいため、財産分与もスムーズに行えるのが特徴です。
さらに、金はインゴッド(金塊)のようにまとまっていると、節税しながら贈与することも可能ですし、指輪や壊れたアクセサリー、金歯でも、金そのものの素材の価値があるので買取してもらえます。
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自分の状況と照らし合わせながら、金という資産をどうすべきか考えてみてください。