格調が高くフォーマルなダンス
欧米諸国では昔からダンスが踊られていたのですが、それをイギリスが体系化したものが社交ダンスです。
スタンダードとラテンアメリカンという二種類の社交ダンスがあり、どちらも流行っています。
ヨーロッパの宮廷ダンスをルーツとしているのがスタンダードであり、南米をルーツとしているのがラテンアメリカンです。
スタンダードの方は上品で格式張った踊りとなっており、ラテンアメリカンはもっと情熱的です。
社交ダンスは海外においてはとてもポピュラーなダンスとなっているのですが、日本では気恥ずかしいと思われる方が多いです。
しかし、映画の題材として扱われたり、バラエティ番組の企画として取り上げられたこともあり、今では老若男女をとわず社交ダンスをやっている方は多いです。
スタンダードには、ワルツや単語、フォックストロット、クイックステップといったものがあります。
モダンと呼ばれることもあり、男女が組となって正確に踊ります。
格調が高くフォーマルなダンスとなっています。
一方、ラテンアメリカンはルンバやサンバ、マンボ、パソドブレといったものが含まれています。
明るくて比較的自由であり、衣装にも特に決まりはなく、解放的なダンスとなっています。
これから社交ダンスを始めようと考えている方は好きな方を覚えると良いでしょう。
基本的なステップというのは世界共通のため、どのような国でも同じ音楽で同じ踊りを楽しめるようになっています。
美しいボディラインをつくりだすことができて、健康にも良いです。
社交ダンスは高齢者におすすめ
社交ダンスは特に高齢者にとっては認知症予防に効果を発揮することが分かっているためおすすめです。
シニア世代が社交ダンスにはまっているケースは増えており、気軽に始めることができるでしょう。
仲間をすぐに見つけることができて、たとえ独身の方や一人で挑戦される方でも問題ありません。
相手が必ず必要となるため、他人への配慮の気持ちを常に意識できるため、頭を使います。
複雑なステップも含まれているため、脳機能を向上させるのに効果的であり、運動機能を高める効果もあるでしょう。
心臓機能を活発にして、心肺機能の向上にも良いでしょう。
社交という面がとても重要であり、常に人と人との付き合いを大切にしているダンスです。
高齢者になると一人で家に閉じこもりがちになることが多いのですが、社交ダンスであればコミュニティの中でいろいろな人と接し合えるでしょう。
新しい友人ができたり、ひょっとしたら恋人ができるかもしれないのです。
シニアになって何か新しいことに挑戦したいと考えている方にはぜひとも社交ダンスをおすすめします。