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死際に後悔しないために

自分と向きあう

誰だって死に際には後悔を残していたくないものですが、そのためにはどうすれば良いでしょうか。
よくある後悔としては、まだまだやり残したことがあるというケースです。
これを防ぐためには、生きている間に時間を無駄にせず自分のやりたいことを順番に実行することでしょう。

多くの方は自分が死なないと思っており、自分の死について具体的に想像していないです。
人はいつか死ぬと口では言ってたとしても、それを心の底から信じている人というのは意外と少ないものです。
そのような方が死に際になると、突然死の恐怖に襲いかかられてしまい、後悔することが多いです。

人間というのはいつでも死んでしまうものだと強く自覚することが大切でしょう。
現代人は身近な世界の中で死が遠ざかっているため、死ぬことを何か特別なことだと思いたがる傾向が強いです。
しかし、ほんの百年ぐらい前までは、日本人の日常は常に死と隣りあわせであり、身近な人が死ぬことも珍しくはなかったのです。

そもそも生まれてきた子供のうちちゃんと大人まで成長する子供の割合は、今とは比べ物にならないほど低かったです。
子供を産んだあとに体を壊してしまい死んでしまうような方も少なくありませんでした。
ちょっとした事故で死んでしまったり、病気によってあっという間に亡くなる方も多かったです。

そのような時代と現代はかなり環境が異なっているため、なかなか死と向き合えない人が増えています。
死を特別なことだと考えずに、どんな人でもいつでも死んでしまうことを理解しましょう。

他人との関係で後悔しないために

会いたい人がいるならば、元気なうちに会っておくことをおすすめします。
自分が倒れてしまい、病院で寝たきりの状態で友人と会ったとしてもあまりうれしくはないでしょう。
それよりも、お互いが元気なときに顔を合わせることの方が重要です。

きちんと会ってお礼を言いたい人や、あるいは謝罪をしたい人は誰にでもいるものでしょう。
そういった人達とも元気なときにきちんと会っておく方が良いです。
そうすることによって、死に際になって後悔することは減るでしょう。

ちゃんと遺言状を作成しておくことも大切であり、自分の死後の遺産について気になる方は早めに準備しておきましょう。
遺言状はできれば結婚をしたときからつくっておくべきものであり、シニアになってから慌ててつくるのでは遅いです。
暇な時にでも、自分が後悔しないために今何ができるのかをリストアップしてみましょう。
そして、その中からすぐに実行できそうなものを順番に潰していきましょう。

Published in 終活