老後の蓄えはいくら必要か

プランは明確に

老後の暮らしに備えて若い時から貯金をしておきたいと考える方は多いのですが、それでは具体的にいくら貯めておけば良いのでしょうか。
いろいろな説があるのですが、結局、その人がどのような暮らしをしたいのかによって変わります。
500万円でも十分だと思う人もいれば、たとえ1億円あったとしても足りないと感じる人もいるでしょう。

具体的にどんな生活をしたいのかを考えない限りは、老後資金はどれだけ貯めたとしても不安を感じるでしょう。
大切なことはなぜそれだけのお金を貯めたいのかその目的を明確にすることです。
悠々自適な老後生活を送りたいという目標はとても曖昧であり、具体的なものではないです。

きちんと老後の暮らしに必要なお金を計算して、年金の額も考慮に入れて必要な貯金を求めましょう。
年金については今後破綻する可能性はかなり高く、そうなれば一生働き続ける時代がくるかもしれません。
ずっと働き続けることを前提とするならば、それほど貯金は必要となくなるでしょう。

たとえば、貯金が300万円程度であっても、ずっと仕事をすることが前提となっているならまったく問題はありません。
もちろん、貯金というのはあればあるだけ良いのですが、それは基本的にはいざという時のために使うお金です。
趣味のために使うお金を貯めるのも立派な目的であるため、それも良いでしょう。

一番やってはいけないことは金融商品に手を出して大損してしまうことです。
投資というのはどのようなものでも必ずリスクがあることを理解してください。
特に高額な金融商品は損をしたときのダメージがかなり大きいため注意してください。

老後の暮らしについて

老後の生活について最も不安なものは住宅の心配があるということでしょう。
そのため、若いうちに高額なローンを組んで住宅を購入するという方がいます。
ただし、これからの日本では人口が減少するため、間違いなく住宅価格は目減りするでしょう。

そうなると、万が一ローンを返済できなくなったときに、たとえ住宅を売却したとしてもローンが残ってしまう可能性があります。
そうなってしまうと、本当に家を買うことで幸せになるのか疑問に思ってしまうでしょう。
基本的にローンの額は世帯年収の3倍程度に抑えておくとリスクを回避できます。

将来的に自分が老後になったとき、かなり住宅価格が安くなっている可能性もあるのです。
都会にずっと住んでいる方は老後になったら地方へ引っ越すようにすれば、生活費をかなり抑えられます。
具体的に将来どのような生き方をしたいのか明確にしたうえで、貯蓄するべき額を決めましょう。
必ずしも高額なお金を老後のために貯金しておく必要はないのです。