高額療養費制度とは

負担額が大きい

急に病気になってしまうというのは、特定の人ではなく誰にでも起こる可能性があるものですが、そんな時に安心できるのが高額療養費制度です。
この制度を活用することによって、入院や手術にかかる費用を安くすることができます。
これは月単位の制度となっており、高い医療費がかかったときの自己負担分が決まっており、上限を超えた分については支払いが戻ってきます。

たとえば、抗癌剤を使った治療を受けるときにはかなりの費用がかかるのですが、高額療養費制度を利用することによって、月々の負担を抑えることができるのです。
確かにがん治療のための抗癌剤には健康保険が適用されるのですが、それでも3割は自己負担しなければいけません。
抗癌剤治療は月に100万円以上もかかることがあるため、負担額はかなり大きいのです。

高額療養費制度があることを知っておけば、たとえ治療に高額なお金がかかるとしても安心できます。
健康保険に加入している人であれば、高額療養費制度を活用することはできます。
すべての健康保険が対象となっているため、日本人であれば誰でも活用できる制度なのです。

基本的に年収によって自己負担額の上限が変わり、年収が低い人ほど少ない負担で良いです。
特に高齢者の場合は自己負担額がかなり安くなっているため、気軽に治療を受けられます。
ただし、適用されたとしてもまだ医療費が高いと感じる方もいるでしょう。

その場合は、もっと負担を軽減するための制度も存在するため、そちらを利用しましょう。
特に数ヶ月以上も治療が続くときには多数該当高額療養費の制度を利用するべきです。
高額療養費制度についてはこちらでも解説されています。
>>健康保険ガイド-全国健康保険協会

制度の利用方法について

自分が加入している健康保険の窓口に対して申請書を提出すれば手続きができます。
保険証をチェックすれば窓口の場所を確認することができるため、必要があればすぐに書類を用意しましょう。
自分から申請しなければお金が戻ってくることはないため、ぜひとも知っておきましょう。

申請には期限があり、医療費の支払いがあってから2年以内でないとお金は戻ってきません。
ただし、一部の健康保険についてはきちんと支給申請ができることを知らせてくれるケースもあります。
自動的に手続きが行われる組合もあるため、手続きをする前に問い合わせしてみましょう。

申請したとしても、内容を確認する必要があるため、3ヶ月以上の時間がかかります。
支払いに関しては健康保険料を引き落とししている口座に振り込まれるのが普通です。
あらかじめ高い医療費がかかることが分かっているなら、あらかじめ限度額適用認定証の発行をしてもらいましょう。
これがあれば支払額を月々の限度額までにしてもらえるため、立て替えてもらう必要はなくなります。